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GWC act.8 ニコニコ生放送「原型制作生ライブ」観覧しました!

関西のガレージキットイベント
GARAGE WORKS COMMUNICATION act.8
が、3月27日にインディペンデントシアター2ndにて、開催されました。

私は、直接会場には行けなかったのですが、
当日会場にて企画された『原型製作ライブ』がニコニコ生放送にて
中継されたので、インターネットにてイベントに参加させて頂きました。
生で原型が造られる様子は中々見れることではないので、(しかもプロの…)
食い入るように見入ってしまいました。…途中、昼ご飯や犬の散歩には行ったけど。。。

生半可な知識しかない、自分の解説はかなり、かなり、いい加減ですが、
当日の模様をスクリーンショットにてピックアップし、解説したいと思います。
半分は自分の為の備忘録みたいなもんです。

動画じゃなくてごめんなさい。

簡単に原型師さんについて…
む、ウィキがない…だと…?

大山竜先生
ゴジラ、モンスターハンターなどの怪獣造形を軸に
いぶし銀から、ねーちゃんまで、キャラクターも自在にこなすスーパー原型師。
圧倒的なボリュームと肌のキメまで造り込む徹底的なこだわりは、
他にはけっして替えることのできない、「大山竜」オンリーの作品を生み出します。
作品のほんの一例はfg「大山竜」をどうぞ。近況はコチラ(ブログ)


千鶴先生(鶴の館)
キャラクターフィギュアの業界をひっぱるスーパー原型師。
流通商品もイベントもクセのない徹底的な再現技術に多くのファンの心を掴みます。
最近では、(今回も)イラストレーターとのコラボレーションで原型を創作されるなど、
新しい取り組みにも積極的です。
作品のほんの一例はfg「千鶴」をどうぞ。WEBサイトはこちら→鶴の館


…先生をつけろよ!デコすけ野郎!!


下記に、写真と解説をつけますが、
とにかく自分が生放送を見ていて思ったのは、素材へのアプローチの違いです。

大山先生の作品はグレースカルピーという、
オーブンなどで熱することによって固まる粘土を使っています。
質感は、幼稚園のときとかになんか使う油粘土の様な質感。
熱するまで、一定の硬さ・質感を保つ素材の特性を活かして、
全体から大きく盛って埋め込むようにスパチュラをあてていきます。
イメージイラストはありますが、原型そのものを見つめながらトータルに造っていきます。

対照的に、
千鶴先生の作品はエポキシパテという、2つのパテを1:1に混ぜることで
化学反応し徐々に固まるパテを使っています。
質感は、もっちりとしたお餅のような質感。時間の経過と共に硬化します。
半硬化という質感が徐々に固くなる性質を活かして、
パーツパーツを個々に造って瞬着と真鍮線で組みあげるように造っていきます。
イメージイラストをコピーし、イラストを設計図のように見つめながら
各パーツが組みあげたときに破綻しないよう
一つ一つ造っていきます。


さぁ、私クラスの素人がどんな方法でつくるといいかは
やってみなくてはわかりませんが、共通していることは、
「よく見ること」「素材の性質を活かすこと」「適宜に適切な道具を使うこと」
の3点だったように思います。

原型に興味があるけど、どう造ればいいのかわからない方、
造ってはいるけど、うまくいかない方の参考になればいいなと思います。
※分割作業や硬化後の削り作業、複製などはまた他の書籍・ウェブサイト等を参考にして下さい。


大山先生、千鶴先生、そして生放送を実現したチーム「がれ喫茶猫鯖」の皆様、
本当にありがとうございました。



大山先生(グレースカルピー使用)時間経過千鶴先生(エポキシパテ使用)
ooyma6.jpg
1.こちらのスケッチが大山先生のダンゴムシ。…怪人?
0分
chizuru1.jpg
1.こちらが千鶴先生のダンゴムシガール(イラスト鬼瓦先生)
ooyma4.jpg
2.まず、台座に針金(アルミ???)で骨格を形成。
chizuru71.jpg
2.まず、エポキシパテを練ります。写真中央は、顔パーツになる球体。手袋着用(今日はw)
ooyma3.jpg
3.背骨と膝などが目立った骨格です。シンプル。
chizuru70.jpg
3.マスキングテープを貼った作業スペースで棒状の塊も造っておきます。
ooyma2.jpg
4.グレースカルピーを盛り付けていきます
chizuru69.jpg
4.いい具合に硬化していくのを待つべく、お昼休憩へ。(カツドンを本当に食べたの?w)
ooyma1.jpg
5.後ろからみた状態。
chizuru66.jpg
5.イラストを縮小させたスケール見本に、パーツを正確に合わせていきます。これは左腕。
ooyma29.jpg
6.身体全体にガンガンもっていきます。
chizuru65.jpg
6.これは胴体。イラストと立体の差違も計算しつつパーツごとに造り込みます。
ooyma28.jpg
7.膝のラインがこの時点でおおまかにできています。
chizuru64.jpg
7.効果の具合を考慮して、瞬間接着剤で胴と手足をくっつけていきます。
ooyma27.jpg
8.全体的に盛って、ドライヤーで軽く熱し、半硬化。
chizuru63.jpg
8.見本とあわせながら、各パーツの大きさに破綻のないように造っていきます。
ooyma26.jpg
9.一段落ついてこのカタチに。
→1時間経過chizuru45.jpg
9.顔の造り込み。瞳になる部分に鉛筆でアタリをつけます。
ooyma25.jpg
10.頭部から触角の予定位置でしょうか?針金がでています。
chizuru42.jpg
10.髪も盛って、確認。カワイイ(*´д`*)
ooyma23.jpg
11.割り箸スパチュラ登場。身体全体をならします。
chizuru40.jpg
11.棒状にし硬化させていたパーツから、さらに細いパーツを刻んでいきます。
ooyma22.jpg
12.全体から細部へと、徐々にスパチュラが細かくなります。
chizuru38.jpg
12.慎重に細いパーツを胴に巻きつけ、洋服のディティールを造ります。
ooyma21.jpg
13.10の写真より丸い体型になりました。背中にガイドラインの溝。
→2時間経過chizuru36.jpg
13.フリフリがかわいらしい、洋服になりました!ドヤッ!!ばーん!
ooyma19.jpg
14.横からみた感じ。全体のバランスを見ながら造ります。
chizuru35.jpg
14.目を盛り、髪を彫って、顔を仕上げていきます。写真は口を彫る様子。
ooyma18.jpg
15.ナイフ登場。使いこなす道具が多いです。
chizuru34.jpg
15.どやっ!にぱーっ!
ooyma16.jpg
16.目を造っていきます。スプーン状のスパチュラで彫りこんでいきます。…これ、調合スティック?違うか。
chizuru50.jpg
16.胴体パーツと顔パーツを真鍮線でつなぎ、仕上がりを確認します。
ooyma15.jpg
17.気持ち、下から上へ押していく感じでまぶたの重なりをだしていきます。
chizuru33.jpg
17.新たにエポパテを追加し、今度は平たいパーツをこねます。(背中を造ります)
ooyma14.jpg
18.下側も同じようにすることで、眼球らしくなっていきます。
chizuru32.jpg
18.麺棒(臨時)で平たく平たくしていきます。
ooyma12.jpg
19.さらに細かい針で細部を彫り込んでいきます。
chizuru31.jpg
19.台座登場。組み上げていきます。
ooyma11.jpg
20.このスパチュラ(…なのか?)が一番細かったような。
chizuru30.jpg
20.チェックと修正。
ooyma9.jpg
21.時々全体を確認し、フォルムを大事に作業。
←1時間経過chizuru29.jpg
21.コリコリ…スパチュラで調整します。
ooyma8.jpg
22.どんどん顔にリアリティがでてきます。
chizuru48.jpg
22.背中のダンゴムシな部分にガイドパーツを用意します。
ooyma7.jpg
23.ちょっと休憩。(仲間になりたそうにこちらを見ている)
chizuru53.jpg
23.針金とエポパテで曲線をだします。
ooyma51.jpg
24.歯の彫り込み。ときに逆さにして、上顎下顎バランス良く造ります。
chizuru16.jpg
24.背中等は、イラストがないので先生の想像になっていきます。
ooyma49.jpg
25.ニカッ!とてもいい笑顔だ!(この後、修正)
chizuru20.jpg
25.17で用意していた平たい素材をハサミで整形します。
ooyma47.jpg
26.ラッカー溶剤に浸した筆でグレースカルピーを均して最終調整。
←2時間経過
→3時間経過
chizuru13.jpg
26.切れ込みを要所にいれて、丸いカタチを造りやすくします。
ooyma46.jpg
27.左面がそのまま、右面が均したものなまめかしく仕上がります。
chizuru19.jpg
27.ドーム状の背中をかぶせます。
ooyma45.jpg
28.さらに均していきます。台座に固定してあるので、逆さにしても安心。
chizuru62.jpg
28.被さった状態。ダンゴムシガールになってきました!
ooyma40.jpg
29.全体のバランスをみながら更に盛っていきます。
chizuru60.jpg
29.細かい、ダンゴムシ足のパーツたち。
ooyma37.jpg
30.腕の作成に入ります。スパチュラで伸ばしていきます。
chizuru59.jpg
30.今度は背中のディティールを造ります。硬化も兼ねてちょっと休憩。「・・・・。」
ooyma36.jpg
31.接点となる、膝と腕が同時にできていく感じ。
chizuru58.jpg
31.リューターと掃除機、登場。強力な回転で、削りだしていきます。
ooyma35.jpg
32.ピンセット登場。摘むことで指を造っていきます。
chizuru57.jpg
32.これはすごい粉塵だ・・・・・・。
ooyma34.jpg
33.見ていて面白かったのでカット多め。
chizuru56.jpg
33.けずられていくことで、背中の節、凹凸ができあがってきます。
ooyma33.jpg
34.ニョキニョキ生えていく様です。ポロっといきそうで、いかないです。匠の技。
→4時間経過chizuru12.jpg
34.ヤスリで磨き、微調整。
ooyma32.jpg
35.ピンセットとスパチュラであっという間に指ができました。
chizuru9.jpg
35.ダンゴムシ足を瞬着でつけていきます。少し、柔らかいところを上手く利用し整えていきます。
ooyma30.jpg
36.カリカリと微調整。
chizuru11.jpg
36.左足ができました。
ooyma43.jpg
37.足の指はスパチュラで彫り込むことで作り出します。
chizuru10.jpg
37.右足もできました。
ooyma44.jpg
38.たまに指に戻ったり。全体をみながら。みながら。
chizuru7.jpg
38.見本を確認。立体になるほど確認が難しくなっていきます。
ooyma41.jpg
39.顔、手、足とかなり完成像が見えてきました。すごい、引き篭ってる雰囲気w
chizuru5.jpg
39.最後に頭のダンゴムシ顔を造っていきます。
ooyma69.jpg
40.腕と脚の微妙なライン取りも徐々にハッキリさせていきます。
chizuru4.jpg
40.瞳や触角パーツがくっつきます。
ooyma71.jpg
41.後半は背中の造り込みです。節になるところに目安をつけます。
←3時間経過chizuru3.jpg
41.スパチュラで調整。
ooyma68.jpg
42.全体を確認。頭部の周囲がかなりズングリになりました。キモカワです。
→4時間半(完成)chizuru2.jpg
42.完成です!半硬化後の組立てから、一気に作業が進んでいった印象です。長丁場、お疲れ様でした。
ooyma66.jpg
43.先生、休憩…。…こいつ、動くんじゃね?
chizuru0.jpg
43.並べて記念撮影。真ん中に有志で造られたちびダンゴムシもw
ooyma65.jpg
44.本格的に背中の造りにはいっていきます。再び、盛る。
chizuru72.jpg
44.横から。イラストにはなかった背面の造形が見事に追加されています。
ooyma64.jpg
45.ナイフなどで整形。
ooyma62.jpg
46.ダンゴムシの節のイメージをカタチにしていきます。
ooyma58.jpg
47.節ごとに薄く肉厚にしていきます。
←4時間経過
ooyma57.jpg
48.スパチュラで節になるところを決めていきます。
ooyma53.jpg
49.スッと描くように、ラインができていきます。
ooyma79.jpg←【大山先生】50.4時間半辺りで比べっこ。
 大山先生のダンゴムシは完成だと宣伝すれば
 もういつでも完成できそうな雰囲気です。

 千鶴先生は、あと頭のパーツを造って
 軽く整えば完成です。怒涛の追い込みですw
 
ooyma77.jpg
51.最後に顔と同様に、身体全体をラッカーで溶いた筆で均していきます。
ooyma75.jpg
52.5時間に渡るライブ終了にあわせ完成!
ooyma0.jpg
53.「あれ?触覚は?」に対し、「雄のダンゴムシに触角はない。」のコメントw
←5時間経過
 
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Author:yuu
ガレージキットのイベントに出没しては写真を撮ってます。
取材は足で、直に聴く!をモットーにレポートを書きます。
まだ2010年のワンフェス冬が初イベント参加のピヨピヨですが
どうぞ宜しくお願い致します。 

ツイッターしてます。yuu_T556です。
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